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奮戦記

【04.06.02】年金改悪の強行を許さない!国会請願デモを激励

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 今日は、参議院の厚生労働委員会で質疑が山場をむかえているため、多くの方々が国会要請に来られました。

 議員会館前では、たくさんの方々がずらりと並んで座り込み行動がおこなわれました。

 また、いくつもの集会が開かれ国会請願デモが行われています。
 日比谷野外音楽堂では、13時から「建設職人かあちゃん総決起集会」、18時半から「廃案にせよ―年金改悪法案、有事関連法案、6・2中央決起集会」がおこなわれました。

 私は、衆議院議員面会所の前で、3時からの「建設職人のかあちゃん」による請願デモの激励と7時過ぎの「中央決起集会」の国会請願デモの激励に参加しました。
 建設職人のかあちゃんのデモは、5800人。2時間近い大きなデモでした。

 自民・公明の与党は、参議院厚労委での年金改悪法案の採決を、明日3日にも強行する構えです。しかし、こんなことは絶対に許してはなりません。大いに頑張りましょう。

<いや〜疲れたけど元気もらった!>
左は高橋千鶴子衆議院議員

財務金融委員会で、竹中金融担当大臣に、四日市商工共済協同組合と商工貯蓄共済組合破産の被害者救済について質問しました

 両組合は、2002年5月に破産しました。しかし、預金保険に入っていないため積み立てた資金が組合員に返済されず被害が広がりました。
 その引き金を引いたのは、三重銀行が両組合を不良債権だと認定し、資金回収を迫ったことにあります。
 その原因は、金融庁の検査にあります。三重銀行に対して検査を実施したのは、2002年4月22日から5月23日まででした。

 そのさい銀行の自己査定が甘いと指摘し、金融庁は「債務者区分を変えよ」と断定したのです。

 その結果、三重銀行が組合にたいして貸付金の返済を求め、2002年4月に2億円の定期および株式を売却することで返済することにしたが、これにより資金繰りがつかなくなり破産しました。
 積立金を取り返せなかった被害者は、のべ3500人に及びます。

 つまり、金融庁の厳しい検査が、この二つの組合を破産させ、多くの被害者をつくったことになるのです。
 ところが、竹中大臣は「健康診断をするのが私たちの役割だ。診断したから病気になったと言われるようなものだ」などと、勝手な理屈で開き直りました。

 これは、きわめて無責任な答弁です。
 だいたい県の作った資料に、こう書いているのです。――「三重銀行が金融庁検査を受けた際、当該組合が破たん認定された」。このことは、はっきりしているのです。

 もちろん、この組合側の資金運用に大きな問題があったことも事実です。また、この組合設立を許可した三重県にも責任があるでしょう。
 しかし重大なことは、引き金を引いたのが金融庁の検査だったということなのです。
 被害者の家族では、自殺未遂、一家離散など悲惨な事態が発生しています。
 「何らかの救済策が必要ではないか」と聞いたところ、「県も何らかの対応をするだろう。国としても、できることはやりたい」と答えました。

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