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奮戦記

【03.02.11】疑惑を解明する意志も能力もないのか

 驚きましたね〜。もう、自民党には疑惑解明の姿勢がまったくないことが明らかになりました。

 昨日発表された、自民党長崎県連前幹事長らの違法献金事件に関する「報告」は、疑惑解明の姿勢が、みじんもみえない情けないものでした。

 これは、1月27日の衆院予算委員会理事会で、自民党理事が党としての報告をまとめる考えを明らかにしていたものです。

 「報告」には、「前幹事長及び前事務局長の両名については、逮捕日以降、接見禁止のため聴取できず、事実関係は未確認」となっており、長崎県知事選にからんで2人が逮捕された収賄と公選法違反の被疑事実を並べただけです。

 何の謝罪も反省もありません。

 それだけではなく、責任逃れがみえみえの文書になっています。

 たとえば、虎島和夫県連会長(衆院議員)への事情聴取の結果として「県連における日常の収支の詳細については、慣例により幹事長に一任しており、会長としては知りうる立場にはなかった」とのべています。
 ようするに、逮捕された浅田五郎前幹事長に罪をかぶせる姿勢に終始しているのです。

 久間章生前県連会長(衆院議員)に対しても「本件に関しては会長職を離れており、何ら関わりもなく」と関与を否定。しかし、納得できる説明はまったくありません。

 明日から、予算委員会で一般質疑が始まります。
 「政治とカネ」が大きな焦点となってきました。「長崎の疑惑」は、その重要な一環であり徹底追及されなければなりません。

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ニャンたること、にゃ〜!

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