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奮戦記

【02.09.24】自民党山崎幹事長が大銀行に税金投入の妄言!

 いったい、どこまで血税を注ぎ込めば気がすむのでしょう。
 きょう、自民党の山崎幹事長が、不良債権処理加速に関連して、「RCC(整理回収機構)の活用が望ましい」といったそうです。
 ――「RCCを通じて、(不良債権)買い上げの公的資金を供給するやり方もある。不良債権の買い上げを、RCCのような公的機関で行うほうがよい」。

 資本注入ではあまりにも露骨な銀行支援なので、クッションを置いたやり方が良いというのでしょう。でも、直接であろうが間接であろうが、銀行に国民の血税を投入することに変わりありません。あまりにも国民をなめていませんか。

 ●30兆円投入したけれど10兆円が返ってこない


 いま、銀行のために70兆円の公的資金投入の枠組みが用意されています。
 これまで、30兆円が投入されてきました。しかし、戻ってこないことがはっきりしたのは10兆円もあります。なんと、国民1人あたり10万円近いお金です。

 政府が民間銀行の経営に介入し丸抱えで支援する。――これこそ、最悪の「護送船団方式」ではありませんか。

 それで、銀行の経営はよくなったでしょうか。中小企業にお金が回るようになったでしょうか。――まったく、そうなっていません。

 ●やることなすことが、逆立ちしている


 中堅・中小企業向け融資は、この1年間(昨年6月末から今年の6月末)で、何と21兆6000億円も減少しているのです。

 こんなことなら、銀行に出さないで、国民ひとりあたり10万円を配った方がよほど経済の活性化につながるのに……。だれでも、そう思うはずです。

 その一方で、地域金融機関として頑張ってきた信金・信組は、金融庁の画一的な検査で、56件もつぶされました。これでは、地域金融を壊しているようなものではありませんか。
 ほんとうに、やることが逆立ちしていますよね。


◆ホームページは27日(金)にリニューアルします!

 より親しみやすく、分かりやすいものにするつもりで作業中です。これからも、よろしくお願いします。


  <永田町から見えた夕日――左が第一議員会館

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            おいちい!!

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