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奮戦記

【02.05.31】会期延長で土俵を広げるなんて卑怯だ!

 今日で5月も終わり明日から6月。この国会の会期は、6月19日までと決められています。
 ところが与党は、「提案した法案を通すため」という勝手な理由で、会期を40日から50日も延長するという話をしているのです。

 会期内に法案が採決されなければ、本来なら審議未了・廃案とすべきものです。なぜなら、問題がいろいろあって審議が尽くされていないのですから、廃案にするというのがスジだからです。

 いまやるべきことは、鈴木宗男議員の再喚問、再発防止のための制度作りなど、政治家とカネの問題に決着をつけることです。

 ところが、それは棚上げにしたままで、有事法制、医療改悪、マスコミ規制法、郵政公社化法などの悪法を強行しようとしているのです。
 だいたい、相撲で負けそうだから土俵を広げるなんてことは許されないのです。政治がそんなことをやれば、ますます政治不信を広げるだけです。


 

●今日もたくさんの子どもたちが国会見学にきています

 私の部屋にも、愛知県の中学生が訪ねてきました。

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●有事法制に反対する国会要請の皆さんと懇談

 今日は、岐阜県から有事法制に反対する国会要請にこれられた皆さんと懇談しました。安保破棄諸要求貫徹・岐阜県実行委員会、岐阜県教職員組合の方々です。


 

●金融被害者とともに金融庁交渉をおこないました

 金融庁交渉をおこなったのは、UFJ銀行の強引な債権回収についてです。
 現在89歳のNさんは、三和銀行(現UFJ銀行)によって、変額保険の契約とセットで多額の融資を持ちかけられました。そのとき銀行は「相続税対策」(借金すれば税金対策)になると言って、言葉巧みに変額保険を売りつけ1億円を超える融資を押しつけました。

 しかし、この商品は相続税対策としてまったく意味をなさない欠陥商品でした。運用利回りがバブル崩壊で低下したこともあり、Nさんのもとには莫大な借金だけが残りました。

 UFJ銀行は、返却できないなら自宅を競売にかけて強引に債権回収をはかる、というのです。現に住んでいる自宅です。それ以外の住むところがありません。それを競売にかけて追い出すようなことは、人間の尊厳を守る上からも絶対にあってはならないことです。

 このお年寄りは、89歳と高齢であり胃癌の診断を受けて手術をするように言われています。しかし、競売で自宅がどうなるか分からないということもあって、いますぐ入院さえできないという状況にあります。

 UFJの冷酷非道な債権回収のあり方に強く抗議するものです。金融庁は、「そういう申し出があったことは伝えるが指導はできない」の一点張りです。本当に、官僚主義もはなはだしいものです。

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  うさぎ うさぎ ♪ なに見てはねる♪♪
   ぴょん ぴょん!

 ───中林よし子室のコレクションをご紹介します。

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