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奮戦記

【02.03.17】「離党で幕引き」なんてとんでもない

 小泉自公保政権は、鈴木宗男議員の離党によって何とか幕引きをはかろうとしています。
 小泉首相は「(辞職問題などは)山崎幹事長はじめ執行部に任せている」(15日)という党への“丸投げ”で「われ関せず」という無責任な姿勢です。自分が党の総裁なのに……。

 山崎自民党幹事長は「有権者と議員の関係を遮断することは、憲法上も厳しい」(15日)とのべて、辞職させる気はありません。
 冬柴公明党幹事長は「わが党が率先して辞職すべきだというのは行き過ぎではないか」(14日)と言って、あくまでも鈴木議員をかばう姿勢です。
 野田保守党党首は「政治的、道義的に問題があるから直ちに議員辞職にいくというのはどうか」(15日)という姿勢です。

 しかし、多くの国民は「鈴木さんは議員としてふさわしくない」と言っているのです。与党3党が、このように宗男議員をかばえばかばうほど「自民党も公明党も保守党も鈴木議員と同じだ」という批判が広範に広がるだけです。

 いよいよ明日から「鈴木議員辞職勧告決議案」をどうするのか、予算委員会での加藤紘一議員の喚問と鈴木宗男議員の再喚問、政治倫理問題での集中審議などが焦点となり、熱い攻防がくり広げられることになるでしょう。



    <“政治の春”はいつ来るのでしょうか
     ───桜が咲き始めました。

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