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奮戦記

【02.03.15】鈴木宗男議員の自民党離党をどうみるか

 鈴木宗男議員が自民党を離党しました。理由は「これ以上、党に迷惑をかけたくないから」というのです。<写真はTBS系TV画面から
 自民党としては、「トカゲのしっぽ切り」よろしく、これで一件落着としたいのでしょう。しかし、そのやり方自体まったく無責任です。

 第1──「離党」は自民党と本人の問題です。しかし、多くの国民が望んでいるのは、そんなことではありません。「議員としてふさわしくない」といっているのです。しかし、記者会見では辞職の意思がないことが表明されました。

 第2──「反省」「お詫び」という言葉が使われました。何を反省し何をおわびするのでしょう。何の説明もありません。それどころか「悪いことをしているという認識はない」と開き直っています。自民党独自の真相究明もまったくおこなわれていません。

 第3──今度の事件は、単に鈴木議員個人の問題ではありません。政・官・業の癒着という「構造」そのものに問題があるのです。そこにメスを入れなければ、第2、第3の鈴木問題が発生するでしょう。

 根本的には「企業団体献金の禁止」「天下りの規制」をおこなうべきです。

 記者会見でみせた涙は何でしょうか。「あれは演技だ」という人もいます。そういう面もあるでしょう。しかし私には「悔し涙」の方が強いのではないかと思います。───「何で俺だけがこんな目にあうのか。みんなやっているではないか」「なぜ自分にだけ責任を押しつけるのか」という悔しい気持ちが、あのような涙になって表れたのではないでしょうか。

 外務省が「被害者」を装っていることも許せません。こんどの事件は、外務省も「共犯」だったのです。外務省は、誰も責任をとっていないのです。

 

●テレビ朝日系の「ワイドスクランブル」に出演


 自民党の政倫審が開かれている最中の生番組でした。自民党の小林議員とともに議論しました。

 

●文化放送「吉田照美のやる気まんまん」に生出演


 若者向けらしく、テンポの速いやりとりでした。

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 <今日のグッズは、これ? う〜んナルホド!!

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