奮戦記
【01.10.26】株の値下がりに責任のない国民に、なぜ損失負担をさせるのか。参議院委での参戦法採決強行に抗議する
◆10:00〜17:00 財務金融委員会
今日は、財務金融委員会で柳澤金融担当大臣にたいし、銀行の株式を買い取る「株式買い取り機構」について40分の質問をしました。
政府が提出した法案では、機構の買取資金の借り入れに政府保証を付け、機構の解散時に株が下がって損失が出れば税金で穴埋めする、という仕組みになっています。
株価の低落で損失が発生した場合、銀行はどのていど負担することになっているのでしょうか。銀行が出した一定の拠出金で損失を補うことになっています。それでも損失が埋まらなければ、残りは税金の投入で穴埋めする。こういう仕組みになっているのです。
私は、柳澤大臣にききました。───「株価の下落で生まれた損失について、銀行は一定額しか負担しない。しかし国民には、どんどん負担を追わせるという仕組みになっているではないか。銀行が抱える株のリスクを、なぜ、国民が肩代わりしなければならないのか。いったい国民に、どのような責任があるというのか」。
これにたいして、大臣は「銀行には公益性がある」などとはぐらかすだけで、まともに答えられませんでした。
◆17:30 第一議員会館の正面玄関を出たところで空を見る。霞ヶ関方面のビルと街路灯、そのあいだに見える半月。
参議院外交防衛委員会での「報復戦争参加法案」の採決強行に抗議する!!
◆19:30小泉参議院議員の代理で、千葉県市川市の党と後援会主催の「テロ問題討論集会」に出席(市川市勤労福祉会館)
◆21:30 帰り道。……お茶の水でJRから地下鉄丸の内線に乗り換え。橋の上から、JRのホームと水に映った橋が見える。