奮戦記
【01.10.05】地の果てまでも米軍を支援するのか
予算委員会の二日目が開かれ、激しい論戦が展開されました。とりわけ、日本共産党の山口富男議員と小泉総理とのあいだでおこなわれた自衛隊派兵をめぐる論戦は圧巻でした。
いったい、テロ対策と称してアメリカが起こす戦争に、自衛隊がどこまで支援できるのでしょうか。
政府は、10月5日の閣議決定で、アメリカの対テロ軍事作戦に自衛隊が参加・協力するための報復戦争参加法案(「テロ対策特別措置法」)を決めました。
この法案では、米軍の武力行使を支援する「自衛隊派遣地域」には、地理的な制約はないのです。日本共産党の山口富男議員が、地理的には「無限定」ではないか、と山口議員がただしたのにたいし、小泉総理は、大げさな身振りで、「無限定と言えば無限定だ」、戦闘が「世界中どこで起こるか分からない」と答弁したのです。これには、ほんとうに驚いてしまいました。
<右上の写真は、予算委員会が開かれる第一議員室。私の名札とNHKのテレビカメラ。このカメラで撮された質疑のもようが各家庭に放映されます>
<うえを見ると民放各社のテレビカメラが並んでいます。>
リストラ・不況対策委員会の第一回会合が開かれました。
日本共産党の国会議員団の「リストラ・不況対策委員会」第一回会合が開かれました。
大企業のリストラによる雇用、中小企業、地域経済への影響やさまざまな要求を掌握して国会質問に生かすこと、さらに各地の調査を進めることなどが確認されました。委員長は吉井英勝衆議院議員、事務局長は塩川鉄也衆議院議員。私は副委員長と決まりました。
<対策委員会の第一回会合のようす>