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モザンビーク援助隊派遣・「ダメだ、中止しろ」=鈴木被告の発言を法務省が説明・偽証が鮮明に

2002年9月5日・「しんぶん赤旗」報道

 「ダメだ。中止しろ」――。衆院議員鈴木宗男被告(54)=受託収賄罪などで起訴=の国会答弁をめぐる偽証問題で、モザンビークへの援助隊派遣を差し止めた同被告の発言内容などの詳細が4日、分かりました。同日開かれた衆院予算委員会理事会で、法務省の樋渡利秋刑事局長が説明したもので、鈴木被告の偽証が鮮明になってきました。

 鈴木被告は、有力後援企業の「島田建設」(北海道網走市)からの資金提供など、今年3月の同委証人喚問時の答弁3点について偽証の疑いが持たれています。

 そのひとつが、2000年3月7日に出発する予定だったモザンビーク水害にたいする国際緊急援助隊派遣を直前に差し止めた問題。これは、本紙3月4日付で、報道したもので、出発予定の日には、成田空港にすでに一部の隊員が待機していたのに、鈴木被告のひと声で中止されました。

 法務省によると、鈴木被告は出発前日に説明に訪れた外務省担当者に対し「聞いてない。そんなやり方は認められない」と激怒。当日の午前中、再度説明に訪れた際も「ダメだ、中止しろ」とはねつけていました。

 外務省はこの「指示」を受けて、集合していた隊員に謝罪し、派遣を中止しました。

 また、島田建設の秘書給与負担については1986年3月、同社から鈴木被告に対し「(社員を)秘書として使ってほしい」との申し入れがありました。この秘書は、同被告の名代として主に網走地域の冠婚葬祭などに出席。同被告は同社幹部に対し「(給与の)金は払っているのか」などと問い合わせ、同社側も「渡っている」と答えていました。

 さらに、「島田建設」からの計600万円のわいろ提供については、法務省側は「時期、場所も明らかで、立件できる」としています。

 鈴木被告は証人喚問の際、援助隊派遣の差し止めについて「私が反対するとか、どうのこうの言うことは考えられない」と答弁。秘書給与負担についても「どういう事実関係か、承知していない」などと関与を否定していました。

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国会レポート

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