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やまりん献金・鈴木氏に秘書が報告・「500万円うけとった」=やまりん献金・弁明と食い違い

2002年6月19日・「しんぶん赤旗」報道

 林野庁への口利きの見返りに後援企業の林業会社「やまりん」(北海道帯広市)からわいろを受け取った疑いが持たれている鈴木宗男衆院議員(54)=自民党離党=が、同社会長らから現金を渡された政策秘書から「500万円受け取った」と事後報告を受けていたことが18日、関係者の話で分かりました。

 鈴木議員は、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、「献金として400万円受領したが、全額返金した」と説明。18日の衆院議院運営委員会でも同様の弁明をしましたが、虚偽の説明である疑いが強まりました。

 関係者によると、やまりんの会長ら6人は、同社が違法伐採による行政処分を受けた後の1998年8月4日、官房副長官室に鈴木議員を訪問。林野庁への処分緩和の口利きを依頼し、副長官就任祝い名目で現金を持参したことを告げました。

 鈴木議員は会長らに礼を述べるとともに、議員会館の事務所で政策秘書に渡し、献金の手続きをするよう指示。会長らは指示に従ったといいます。

 特捜部の聴取などに対し、鈴木議員は「400万円の献金を受け取り、その後、全額返還した」と説明したもようです。しかし、実際は政策秘書が受け取った後、500万円を受領したことを鈴木議員に報告していたことになります。

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