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鈴木氏との“深い仲”日栄興行=パー券購入1回100万円単位も

2002年6月16日・「しんぶん赤旗」報道

 鈴木宗男衆院議員(自民党離党)の政治団体をめぐる政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部の家宅捜索を受けた道路標識工事会社「日栄興業」(東京・品川区)が、同議員と秘書給与負担にとどまらない深い関係にあったことが同社元幹部の話でわかりました。同社は2000年までの約6年間にわたり、鈴木氏私設秘書・ムルアカ氏の給与約1500万円を肩代わりして問題となっています。

 元幹部によると、この秘書給与肩代わりは、鈴木事務所から帰ってきた須田博氏(現社長)が「秘書の給与を負担することになった」と指示してから始まったと証言。「私は、会社にムルアカ氏がきたことを見たことはなく、実質的には鈴木氏にたいする資金提供だった」と指摘します。

 また、同社は、鈴木議員の政治団体や派閥、自民党で政治資金集めパーティーが開催されるたびに、鈴木事務所からの電話を受け、パーティー券を購入していました。

 政治資金収支報告書によると同社や社長個人の名前で、鈴木氏側に渡された政治献金は96年から98年の3年間で計83万円。しかし、元幹部は、「私の知る範囲でも、パーティー券を1回で数10万から100万円単位を買ったことがある」と語ります。

 元幹部は「須田氏と鈴木氏はファミリーのような付き合い。会社のパーティーであいさつしてもらったこともあり、工事の受注でも鈴木事務所にお願いに行っていた」と話します。

 こうした密接な関係のなかで、同社は、受注実績の6割以上(約8億円)を官公庁から受注。なかでも多いのが日本道路公団(東京・千代田区)発注工事でした。

 同社は、公団から受注した工事を同社よりランクが上の大手業者に工事を出す「上請け」もさせていた疑いがあります。

 元請けが工事を下請けに出す場合、現場に技術者を派遣し全体の施工管理をしなければ、「丸投げ」とみられます。工事経歴書によると、同社は業界大手企業1社に3年間で、56件、約11億円1000万円も発注していました。

 日栄興業は本紙が重ねて取材に応じるよう求めましたが、「コメントはしない」としています。

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