国会と司直の両輪で糾明を=鈴木宅など強制捜査で志位委員長がコメント
2002年5月23日
日本共産党の志位和夫委員長は23日、鈴木宗男議員の自宅、事務所に強制捜査が入ったことについて、都内のホテルで記者団の求めに応じてコメントしました。
志位氏は、「鈴木宗男議員については、宮野明公設秘書の逮捕、佐藤優元外務省主任分析官の逮捕という2つのルートから司直のメスが入ってきたが、今度は本人に司直のメスが入ったということで、非常に重大な局面を迎えた」とのべました。
「司直に対しては厳正な捜査を求める」と指摘したうえで、「同時に、国会としても疑惑の糾明という大きな仕事が残っており、私たちは、再喚問を求めていく。ひきつづき国会の糾明責任を果たす、司直としても厳正な捜査をする、この両輪で、事態の糾明をはかっていきたい」とのべました。
(「しんぶん赤旗」2002年5月24日付より)