ムルアカ秘書の在留資格=木島議員が重ねて調査要求
2002年4月3日・衆院法務委員会
日本共産党の木島日出夫議員は、3日の衆院法務委員会で鈴木宗男衆院議員のコンゴ人私設秘書、ムルアカ氏の在留資格について質問しました。
鈴木氏は3月11日の証人喚問でムルアカ氏の身分について「民間人であると認識している」とのべています。一方で外務省は99年3月1日に、ムルアカ氏がコンゴ大使館勤務員でありながら私設秘書として働いている問題について法務省と相談した結果を鈴木氏に説明した事実を認めていました。木島氏はこの説明の具体的な内容について調査を求めていましたが、その結果を報告するよう外務省に求めました。
外務省の小田野展丈アフリカ審議官は「調査したが、当時の関係者の記憶はあいまいで、説明の内容について事実関係を確定することができない」とのべました。外務省が鈴木氏にどのような説明をしていたかは同氏の偽証に重要なかかわりをもつ事実であり、木島氏は調査が不十分だとし、さらに徹底した調査を行うよう求めました。
(「しんぶん赤旗」4月4日付より)