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奨学金1083万円受け取りながら研究所にほとんど顔ださず=鈴木議員の秘書・ムルアカ氏

2002年3月15日・「しんぶん赤旗」報道

 鈴木宗男衆院議員の私設秘書ムウェテ・ムルアカ氏が、外国人研究者を対象にした旧科学技術庁の研究奨学金(STAフェロー)制度の適用を受け、1999年3月から2年間にわたって計1083万円を受け取っていた問題で、同氏が受け入れ研究機関の放射線医学総合研究所(NIRS)にはほとんど出勤していないことが14日までの本紙の調べでわかりました。

 STAフェロー制度は、海外の若手研究者(原則35歳以下、博士号取得相当の資格)が研究に専念できるように生活費や家族手当、住居費を支給する制度。文部科学省や同制度の事業を運営している科学技術振興事業団(埼玉県川口市)によると、通常は外国の政府機関からの推薦か、国内の研究機関の推薦をへて研究場所を提供することになります。

 ところが、放射線医学総合研究所(千葉市稲毛区)広報室によると、ムルアカ氏は「職員でないので、出勤簿などはつけていない。月1、2度、イメージング(画像化)手法の講習指導を受けに研究室にきていたという。東京電機大学との共同研究ということになっていたので、うちの研究室で実験をおこなっていたわけではない」と説明。文部科学省基盤政策課も「申請にあたって、東京電機大学との共同研究ということになっていた」といい、事実上、同研究所がムルアカ氏の研究場所になっていなかったことを認めました。

 また、2年間でSTAフェローの制度が終了したムルアカ氏は、鈴木氏の私設秘書の名刺を持って、「このあとどうしたら資金がもらえるようになるのか」とかけあっていたことを、当時の科学技術庁の担当者が認めました。

 STAフェローで生活支援を受ける99年当時、ムルアカ氏は鈴木宗男内閣官房副長官の私設秘書で、その給与が税金からでたということにもなります。

 この問題は、日本共産党の小池晃参院議員が12日の参院予算委員会でとりあげ、文部科学省は、STAフェロー申請手続きでの違法な問題点がなかったのか調査を開始しました。

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