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鈴木氏「個別企業の話ない」証言は偽証の疑い=外務省はムネオハウス入札“該当1社”と説明・小池晃参院議員が追及

2002年3月12日・参院予算委員会

 「北方四島」支援事業である「ムネオハウス」(国後島「友好の家」)の入札参加資格をめぐる疑惑で、外務省は3月12日の参院予算委員会で、“根室管内のBランク業者が1社のみ”となる入札参加資格検討結果を鈴木宗男衆院議員に「説明に行った」と認めました。日本共産党の小池晃議員の追及に答えたもの。11日の証人喚問で、日本共産党の佐々木憲昭議員の尋問にたいし、鈴木氏は「個別具体的な企業の話はしていない」と証言しており、偽証の疑いが強まりました。

 外務省の調査報告書(3月4日)によれば、鈴木氏は1999年5月27日、「ムネオハウス」の入札参加資格について説明に来た外務省側に「根室管内のBランク以上の業者は何社か」と質問しています。小池氏は、その後外務省が回答したかどうかをただしました。

 外務省の斎藤泰雄欧州局長は、鈴木氏の意見を取り入れた入札参加資格案の「検討結果を説明に行ったと理解している」と答弁しました。

 この「検討結果」は、支援委員会事務局がまとめた5月27日付の文書にも、「根室管内Bランク…1社のみ(渡辺建設工業)」と明記されています。

 小池氏は「外務省側が『渡辺建設工業1社しかない』と鈴木氏に説明したということは、鈴木氏の証言は明らかに偽証だ」とのべ、鈴木氏の参院での再喚問を求めました。

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国会レポート

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