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鈴木議員疑惑と外務省体質の徹底究明を=志位委員長が強調

2002年2月24日・記者会見

 日本共産党の志位和夫委員長は24日、岩手県盛岡市のホテルで記者会見し、自民党の鈴木宗男議員と外務省の疑惑が国政上の重大問題となっているとし、今後の追及点として(1)鈴木議員の疑惑を洗いざらい究明する (2)外務省の腐った体質を機密費問題も含め徹底究明する (3)小泉首相の政治責任が問われる----の3点を強調しました。

 このなかで、現局面の特徴は、国民世論と日本共産党をはじめとする国会の追及で、政府が追いこまれる新しい状況がつくられつつあることだと指摘。佐々木憲昭、木島日出夫両衆院議員の示した外務省内部文書の存在や事実関係について、政府自身認めざるをえなくなっていること、外務省が局長らを更迭せざるをえなかったこと、与党内で鈴木議員の証人喚問の声もあがっていることをあげ、政府・与党に大きな動揺が広がっているとのべました。

 そのうえで第一に、鈴木議員の疑惑について、いま明らかになっているのは「ムネオ・ハウス」というごく一部であり、「北方四島」人道支援に限っても、診療所やはしけ、桟橋など多数の疑惑があり、アフリカへのODA(政府開発援助)疑惑でも受注企業から多額の献金を受けているとして、外務省にある関係文書をすべて明らかにし、鈴木議員の証人喚問など、ひきつづく徹底究明が必要とのべました。

 鈴木議員の証人喚問については、「政と官が癒着して予算執行をゆがめたというまさに予算そのものにかかわる問題だ。予算の執行責任を負う行政に深刻な疑惑がかけられている。証人喚問などでその疑惑を究明することをぬきに予算案を通すのは言語道断のやり方だ。喚問は、最優先で衆院予算委員会でおこなうべきだ」と強調。与党が衆院予算委での証人喚問から逃げようとしていることを厳しく批判しました。

 第二に、外務省の体質の徹底究明については、国民に対し都合の悪い文書を隠す徹底した隠ぺい体質のうえに、ムネオ・ハウスの入札「公示」を偽装して国民をあざむく工作までおこなっていたことを指摘。「この腐った体質の究明抜きに、日本のまともな外交はありえない」と強調し、「外務省にかかわる一連の疑惑の発端となった機密費疑惑を含め、外務省の腐った体質にしっかりメスをいれる必要がある」とのべました。

 第三に、小泉純一郎首相の政治責任についても、NGO(非政府組織)問題で鈴木氏の関与はなかったという政府見解がもはや通用しないこと、首相が共犯関係にある外務省に調査を指示したことをあげ、「首相は問題の重大さを認識していない。自ら調査に乗り出さず、真相究明ができるかということが問われている」とのべ、首相自身の政治責任を追及していく考えを示しました。

(「しんぶん赤旗」2002年2月25日付より)

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国会レポート

外務省・鈴木宗男議員疑惑へ