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外相が内部文書の存在を認める=大森猛議員が質問

2002年2月22日・衆院予算委員会

 川口順子外相は22日の衆院予算委員会で、日本共産党が同委員会に示していた自民党の鈴木宗男衆院議員の「北方四島」の支援事業疑惑を裏づける一連の内部文書について、同省内に存在していたことを認め、「(内容について)確認させていただく」と述べました。日本共産党の大森猛議員の質問に答えました。

 大森議員は、外務省が内部文書を関係者以外に知らせてはならない「秘」扱いにしていると指摘。「鈴木議員の利益にとってはマル秘にしたい内容かもしれないが、外務省としてマル秘にすべきものではない」とのべ、存在が明らかになった内部文書を国会に提出するよう求めました。

 川口外相は「なぜ『秘』扱いであるかも含めて調査をしている」と述べ、内部文書を国会に提出する用意があるとの考えを示しました。

 小泉純一郎首相は同日、首相官邸に川口外相を呼び、「遅くとも10日以内、できればもっと早く報告しなさい」と調査を指示しました。

(「しんぶん赤旗」2002年2月23日付)

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国会レポート

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