2009年11月30日 第173回 臨時国会 議院運営委員会 【546】 - 発言
「会期延長」について議院運営委員会で意見表明
臨時国会会期末となった2009年11月30日、午前10時40分に民主党から「会期延長」について申し入れがあり、それを受けて議院運営委員会理事会でその扱いを協議しました。
佐々木憲昭議員は、議運委員会で意見表明をおこないました。
その後開かれた本会議で、民主・社民・国民新の与党3党は、会期を12月4日まで4日間延長することを議決しました。
日本共産党と公明党は反対、自民党は本会議を欠席しました。
議事録
○佐々木(憲)委員 日本共産党の佐々木憲昭でございます。
今回の会期延長の提案について、意見表明をさせていただきます。
今回、与党が会期延長を提案せざるを得なくなったのは、強行採決を行うなどの強引な国会運営を行って、審議時間をつぶしてきたことにあります。この点での反省が全く見られない、この点で抗議をしたいと思います。
また、我々が要求してまいりました、一つ、円高、経済、雇用、中小企業など暮らしの緊急課題、二つ、普天間など外交、基地問題、三つ、政治と金の問題、この三点について予算委員会で集中審議を行うという我々の要望に対して、きょう、山岡国対委員長は、それをやるという姿勢も保証も全く示されませんでした。
この二つの理由で、今回の会期延長提案には反対の態度をとり、与党に猛省を促したいと考えております。