『変貌する財界――日本経団連の分析』
首相官邸をあやつる財界総本山の実像
安倍政権がすすめる“官邸機能強化”−−そのウラで、大きく変貌した日本経団連の露骨な「政策買収」と「政治支配」が進んでいる。彼らは、日本をどこに導こうとしているのか?
本書は、1970年代から今日までの経団連役員企業の変遷と株主構成の実態を詳細な統計資料で調べ上げ、企業利益が「政策決定過程」に直結している現実を告発する。
〜目次より〜
序章 財界の何が変わったのか(佐々木憲昭)
第1章 基礎的データにみる日本経団連の変貌( 〃 )
第2章 日米経済関係はどう変わったか( 〃 )
第3章 「構造改革」路線と財界(山下唯志)
第4章 政治資金の流れにみる財界支配(山本陽子)
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≪書評≫
「国会『三賞』 論戦で健闘した中堅議員」
「朝日新聞」(2007年6月19日)
朝日新聞編集委員の星 浩さんのコラムに、『変貌する財界』を紹介していただきました。
通常国会の「論戦を通じて中堅議員の健闘が光った」として、各党の論戦を紹介しています。その中で、「国会論争とは別だが」と前置きしつつ、「佐々木憲昭氏(61)とスタッフが1月に出版した『変貌する財界』(新日本出版社)は、公開資料を駆使して日本経団連加盟の大企業が、いかに外資の影響を受けているかを分析した労作である」と紹介していただいています。
「書評」
「経済」(2007年6月号)
桃山学院大学教授の鈴木健先生による『変貌する財界』の書評が載っています。
最後に、「超多忙を極める日本共産党衆議院議員と2人の秘書グループが、公表された資料の分析という最もオーソドックスな仕方で、一級の日本資本主義分析の書をまとめ上げた努力に敬意を表したい。」と書いていただきました。
「ユニークな日本の政治・経済分析」
「前衛」(2007年5月号)
桜美林大学教授の藤田実先生による『変貌する財界』の書評が載っています。
「日ごろ多忙な政治活動を行っている国会議員と国会議員団事務局員との協同作業で質の高い研究を成し遂げたことに対して、敬意の念を表したい」と書いていただきました。
書評
「全国商工新聞」(2007年3月19日)
『変貌する財界』の書評が載っています。
「日本経団連の変貌の『背景・条件』も深く分析し、アメリカとの関係など『財界の変貌』をトータルに描き出しており、大増税反対と『格差社会』の克服をめざす運動にとりくんでいる私たちに理論的な力を提供してくれる内容です」と紹介されています。
「躍り出る財界 政治を支配 浮かぶ国民との新たな対立」
「しんぶん赤旗」(2007年2月11日)
日本大学教授の牧野富夫先生による、『変貌する財界』の書評が載っています。
「本書は、私の『印象風理解』に緻密な『実体分析』により根拠を与えてくれただけではない。変貌の『背景・条件』も深く分析し、アメリカとの関係など『財界の変貌』をトータルに描き出している」 「タイムリーで学ぶ事の多い力作だ。広く読まれることを願うばかりである」と紹介されています。